ある調教師の話

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ある調教師の話

調教師の方に話を聞いたことがあります。馬という生き物は本当に頭が良い。そして気持ちが優しい、というのは知っていましたが、馬それぞれにやはり人間と同じように性格の違いがあり、それがレースの結果を左右するのだということを初めて知りました。
調教の段階から褒められたら伸びる馬。怒らないと実力を発揮しない馬。
気の強い馬、調教では良いタイムを出すのに、大きなレースになるとプレッシャーに弱くて負けてしまう馬…。まさに人間と同じです。調教師や騎手の仕事は、その馬の性格をいかによく把握し、レース当日にマックスの体調に持って行くか、ということだとおっしゃってました。
その上、体に関してはサラブレットはとてもデリケート。天候や音で眠れなくなったり食べられなくなったり、お腹を壊したり、と神経が細やか。その点も調教師さんたちが気をもむポイントだそうです。
体調を見る時には、まず「足」から見るのだそうです。足が熱を持っていたり、動きがおかしかったりすると、深刻なトラブルにつながります。足はサラブレットの命。そこにいち早く気づかなければ、取り返しのつかないことにつながりかねません。
足を触って何事もなければまずは安心するということだそうです。
レースの直前には、馬に長々と話しかける、ということもあるそうです。明日のレースにどんな気持ちで挑めば良いか、緊張している馬なら、その緊張をといてやることも大切な仕事。そして何より、自分がいかにその馬を信頼しているかを語って聞かせ、安心させてやるそうで、こうなるともう、親子の関係に近いのではないかと思わずにいられません。
聞けばやはり愛情の深さは計り知れず、レースに勝った時は嬉しいけど、怪我なく帰ってきた時はもっと嬉しい、という調教師さんの言葉に感動したのを覚えてています。ギャンブルかスポーツか、とよく議論される競馬ですが、私は人馬一体の団体スポーツだと考えます。それが競馬の醍醐味でしょう。

 

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